英単語はやり方次第でここまで差が出る!

9月から転塾してきた生徒さん。とても厳しい指導を行う塾から来ました。「英単語を全部覚えるまで家に帰らせない」という話をよく聞きく塾です。そこまで厳しい指導を受けているなら単語力はかなり高いのだろうと思ってキクタンでチェックしてみたら、、、、半分程度しか覚えていませんでした。2年半かけてこの単語力とはかなり驚きです。

現在、残りの半分の英単語を覚えてもらっていますが、10日ほどで終わります。もちろん、追い込むような指導はしていません。無理して覚えようとすればするほど効率が悪くなります。英単語を覚えるのに必要なのは集中力ではなく「反復回数」です。リラックスした状態で、無心になってひたすら作業を繰り返すのみ。

昨年も同じような事例がありました。別の塾からの転塾生ですが、文法を覚えるのは無理と判断されていたらしく、ひたすら英単語のみをやらされてました。必要な英単語の半分しか覚えていなかったので残り半分を5日で覚えてもらいました。確かに文法はできていませんでしたが、長文読解の能力が極めて高く、20分ほど練習しただけでスラスラ読めるようになりました。

学年でも最下位に近い成績だったので、行ける高校がないのではと心配していましたが、英語、数学ともに持ち直して無事に高校進学できました。

ちなみに、数学が劇的に変化したのは「考える習慣」が身に付いたから。受験直前で時間がほとんどありませんでしたが、一次方程式に1カ月かけました。時間がなかったのでほとんど賭けでしたが、諦めようとしたその日に考え方のコツを掴み、以降、数学に対する取り組み方が劇的に変化しました。

数学には「考える習慣」が特効薬だけど、、、

「考える習慣」を身に着けると授業がわかるようになる

今月から通塾している国立大志望の生徒さんから、「最近学校の授業がわかるようになってきた」という言葉をいただきました。

とても嬉しい言葉ですが、塾では小学5年生のテキストをやってもらっているだけです。小学5年生のテキストと言っても中学受験用のテキストなので難易度は高め。例題があまり載っていないテキストなので「自分で考えないと」答えにたどり着けません。

他の生徒さんからも同じような事を言われたことがありますが、その時は半信半疑でした。まだ40ページほど、しかも計算中心なのでそこまですぐに効果が出るとは考えていなかったからです。今回は、本人もかなり嬉しかったようで、状況を詳しく話してくれました。

数学は、「考える習慣」がつくだけで劇的に変化します。苦手だった数学で90点台を取ってくる生徒さんもかなりいます。

「特効薬」だけでは対処できない

「考える習慣」は確かに特効薬となりますが、小、中学生の頃から考える習慣のあった生徒さんとは既にかなりの差がついています。小学算数から中学、高校数学をやり直す必要があるので、最低でも丸1年かかります。数学だけやっている訳にはいかないのでかなりギリギリです。

理系志望だとさらに数Ⅲ、物理、化学をやらなければ行けないため、現役ではどうしても「行けるところ」になってしまいます。国立大学への現役合格を目指すなら、小学生・中学生の頃から計画的に学習を進めていく必要があります。

大学受験を考えているなら、1分1秒でも早く取り組むことをお勧めします。「特効薬」だけでは対処が厳しいのが現実です。

浪人も選択支のひとつ?

埼玉県の中学、高校では部活中心の生活になることが多く、現役で国立大学を目指すことはかなり困難です。これは各高校の進学実績を見れば明らかです。 もちろん現役で合格する人も一定数いますが、彼らはかなり早い段階から受験体制を整えています。

浪人を推奨しているわけではありませんが(当塾では現役合格できるように小中学生からカリキュラムを組んでいます)、高校の範囲をしっかり学んでから受験に臨もうとするとどうしても4年計画になってしまいます。理系の大学に進学する場合、数学への取り組みは全ての学問の基礎になるので、高校数学は(浪人してでも)しっかりと取り組んでほしいと考えています。

ただし、小中学生からの借金がある場合、借金の返済に2年以上かかるので、スタートが遅いと2浪しても間に合わなくなります。できるだけ早く受験勉強体制を整えてください。現役受験時である程度形になっていないと(数学だけでも完成させる)浪人しても間に合いません。

小・中学生の頃から考える習慣を

残念ながら、今の教育システムは成功しているとは言えません。大半の生徒さんは先生の言われた通りのやり方で解くことしかできず、質問の中心は「解法の手順を教えてもらうこと」になってしまいます。自分で考えて解法を組み立てるトレーニングをしていると、質問そのものがほとんどなくなります。

小学校では、教えてもらっていないことを答案に書くと、例え「学問的に正しい」ことでもバツにされたりします。結果的に、「自らの考えで答える」ことを否定する教育がなされています。「考え方が大事」という先生はたくさんいますが、それは「自分で考えることが大事」ということではなく「先生の考え方を覚えなさい」という意図で使われることが多くなっています。

ただ言われた通りのことを言われたとおりやっているだけだと、高校の授業で必ず躓きます。本来なら理系に進むべき生徒さんが、高校1年の数学で躓いて文系選択をしてしまう例がかなりあります。

今の学校教育だけでは不十分なため、各家庭で対処をする必要があります。小学生の頃から「考える習慣」が身に付くと、効率よく学習できるようになるので、結果的に勉強時間は少なくなります。「高校生活を楽しみながら現役合格」も可能となります。

共通テストの読解問題は永田式英語で

大学入学共通テストは英文の読み取り問題のみ

2020年度(2021年1月)から共通テストが始まります。英語は発音、アクセント、文法問題がなくなり、簡単な英文の読み取り問題のみとなりました。

平成30年に試行調査が行われ、その時の問題が公表されています。(リンク先の大学入試センターのサイトからダウンロードできます。)

https://www.dnc.ac.jp/daigakunyugakukibousyagakuryokuhyoka_test/pre-test_h30.html

英語そのものは簡単ですが、かなりの量があるので「直読直解」をマスターしていないと最後まで辿り着けません。大半の受験生は、全部読まずに飛ばし読みしたり、関係あるところだけ読んで解くことになりそうです。

直読直解で速く正確な読解を

きっちり読んで内容を把握しないと正解が得られませんので、他の受験生と差をつけるには「速く正確に読む」必要があります。英文の量はかなり多いですが、永田式英語で直読直解法をマスターしておけば8割程度は読めます。英文そのものは簡単なので、読んだ箇所は確実に正解できるようになります。

さらに速読の練習をしておけば時間内(80分)に最後まで読むことも可能です。

センター試験の場合、文法問題がかなりの割合を占めていたため、直読直解法をマスターしただけでは8~9割の得点は難しかったですが、共通テストなら1週間~2カ月程度対策しただけで8割以上得点できそうです。

これまで文法問題対策に使っていた時間は、リスニング対策に使うことになりそうです。リスニング対策にも「永田式英語の直読直解法」は有効です。

まずは基本単語を覚える

共通テストには難しい英単語はほとんど出てきませんが、時間内に確実に読むためには基本単語を確実に覚えておく必要があります。当塾では英単語の覚え方の研究に力を入れており、英語が苦手な人でも1カ月程度で覚えられるようにしています。

「要点だけつまんで読む」ではダメ

これだけの長さの長文を読む場合、「要点だけ探して読む」という方法はかえって時間がかかります。設問を先に読むのもNGです。

限られたワーキングメモリを最大限に活用するためには、頭の中を真っ新にした状態で余計なことを考えず、本文を最初から(本文の前の説明から)最後まで一気に読み切ります。

こうすることで、英文の内容を確実に把握することができ、設問を解く時も迷わず解くことができます。結果的に、解答時間を大幅に削減することができます。

本文を読むより先に設問に目を通してはいけません。ワーキングメモリに負荷がかかり、読解に支障が出ます。 国語の読解問題を解く時と同じ要領です。

高校入試も長文読解重視

埼玉県や東京都の公立高校も長文読解が多く出題されています。短時間で長い英文を読まなければいけないため、「永田式英語」をやっておくと圧倒的に有利になります。

ただし、記述式の問題で英語で答える箇所があり、8~9割以上の高得点を狙うなら文法を確実に押さえておく必要があります。

公立高校対策の場合、英単語に3~4週間、長文を読む練習に数時間、文法の習得に2~3か月が必要となります。普段の学習で文法・単語が身についているなら数時間のトレーニングをするだけで高得点が狙えます。