公立高校入試の作文指導

公立高校入試の国語では、作文問題が問われることが多く、「体験談を入れなさい」という指示がよくあります。

北本向学館では、体験談を実体験ではなく「フィクション」で書くように指導しています。作文に割り当てられる時間は非常に短く、実際に体験したことを思い出していると、それだけで時間がなくなってしまいます。また、細かい部分が気になり、短い文章にまとめることが難しくなります。

ただし、書き出しを「私が〇〇の時」(〇〇は企業秘密)と限定して書くように指導しています。フィクションを作る時、自由に書くよりも制限が多いほうが書きやすくなります。また、書き出しを決めることで、「書き出しで悩む」ということも防げます。

あと、注意点として、「聞いたことがある」は体験談として説得力がないので避けるように指示しています。そして「いつ」「どこで」「誰と」がはっきりわかるように書いてもらっています。これが決まらないものは体験談とは言えません。

一番重要なのが「~していきたい」で終わるように書くことです。体験談を通して「考えたこと」「感じたこと」を書いてもらい、最後に「自分の中でどういう変化があったか」を「自分の意思」として表現してもらいます。

単なる受験テクニックではなく、「自分の意思を効果的に伝える技術」と位置付けて指導をしています。

著者や出題者の意図を読み取る練習にもなります。

この指導方法だと、文章を書くことがあまり得意ではない人でも、それなりの文章が書けるようになります。


考える力、生きる力を育てるということ

比が苦手だった中2の生徒さん、小6中受のテキストを、1問1時間くらいかけて悩んでもらっていました。 解き方は教えません。どうしても進まない時はヒントのみ出します。 2~3日くらいはただ悩んでいるだけで全然進みませんが、4日目くらいから変化が出てきます。

新しいパターンの問題でも、考え方が見えるようになってきます。 解けなかった時は、情報の整理がうまくいってませんでした。簡単な問題なら簡単に解けるけど、少し複雑になるとパニックになります。 情報の整理の方法は、理屈ではありません。教えたらできるようになるというものではありません。

情報の整理がうまくできるようになるためには「情報の整理を効率よく行えるような回路」を脳の中に物理的に作る必要があります。 脳の神経回路は、組み変わるのに最低でも1晩かかります。回路が完成するまで、根気よく刺激を与え続けなければいけません。

1年前から少しずつ準備していき、ここ1か月で集中的にこのトレーニングをやっています。 小学生の問題を1問解くのに1時間もかけてしまうのは、一見すると非効率に思えるかもしれませんが、そんなことは全くありません。

彼の場合、既にやれることややり尽くしています。学校の定期テストは常に80点以上の上位の点を取れています。 足りないのは、数学に必要な「比や割合の感覚」「情報の整理の方法」のみです。 ここがクリアされないかぎり、これ以上の点を取るのは難しく、逆に点数は下がっていきます。

この箇所に数十時間かけたとしても、将来的には大きなアドバンテージが得られます。 例えば、今まで10分以上かけて解いていた問題が、2~3分で解けるようになったりします。 これを大学受験まで4年間勉強を続けたとしたら、とんでもない量の勉強時間の差が出てきます。

最終的に、数学を捨てるか捨てないかの差、国立大学を目指すか目指さないかの差にもなり得ます。 「情報の整理の仕方」が必要なのは、数学だけではありません。他教科の成果にも差が出ます。 アルバイトの身分だった時にはこういう指導はできませんでした。

もちろん、本人が納得した上で、本人の意思の元でやてもらっています。強制はしていません。 本人も「比や割合ができるようになる」ことを望んでいます。 たまに助けを求めてきますが、心を鬼にして、ヒントのみ与えます。 解き方を教えてしまっては、この回路は育てられません。

回路が形成されるまで最低1晩かかるので、悩んだその日に解決することはあまりありません。翌日、翌々日以降に成果が現れてきます。 数日経つと、視界がかなりクリアになって今まで見えなかった景色が見えるようになってきます。

他人の解法を真似る練習ばかりしていると、「他人の解法を真似る」のはうまくなりますが、「オリジナルの解法を生み出す能力」は育ちません。 自分自身が、「どいう自分になりたいか」をよく考えて勉強に取り組んでください。

「永田式英語」が本になります

KADOKAWAさんから「永田式英語」の本を出版することが決まりました。仮タイトルは「 日本語脳のまま英文がスラスラ読めるすごい英語読解術 」

3/18発行予定です。かなり厳しいスケジュールですが、着々と準備を進めています。

全国の書店で発売されますので、ご期待ください!

長文読解対策講座・北辰対策講座受講生募集中

【永田式英語】入試問題の長文がスラスラ読める!

最短数時間のトレーニングで、北辰テストの英語長文がスラスラ読めるようになります。英語が苦手な人でも、1~2ヵ月のトレーニングで英語力が飛躍的に向上します。

北辰テストの長文を7分以内に正確に読解することを目標とし、内容把握の問題は全問正解できるようになります。取り組んでもらったほとんどの生徒さんが目標を達成しています。途中で挫折する可能性が極めて低いのが特徴です。

高校の教科書がスラスラ読める!

永田式英語を習得すれば、高校の教科書がスラスラ読めるようになります。予習、復習の時間を大幅に短縮できます。中2~3の間に習得しておくことが理想ですが、高校生でもすぐに習得できます。

夏休みや冬休みの宿題として「洋書」を課す高校がありますが、永田式英語ならスラスラ読めるようになります。「こんなの無理!」と思ったら迷わず北本向学館へ。

リスニングも簡単に!

英語を英語のまま直接理解できるようになるので、リスニングも圧倒的に有利になります。

文法の理解も簡単に!!

ネイティブと同じ方法で英語を読むようになるため、文法の理解も楽になります。永田式英語の理論を応用した暗唱法で例文暗記もラクラク。英語の学習時間を大幅に短縮することができます。

検定試験や新共通テストの英語にも

現高2生から受験することになる共通テスト(センター試験の代替)の英語は、文法問題がなくなり読解問題だけになります。速く正確に読み取る能力が問われるため、永田式英語を習得していると圧倒的に有利になります。検定試験にも必須の技術となります。

退塾とのかけもちOK!

入塾金なし。8コマからの受講が可能ですので、他塾との掛け持ちや、転塾希望で様子を見たいという方の受講もできます。

気軽にお問い合わせ下さい。

問い合わせ先 080-9217-3680

英単語はやり方次第でここまで差が出る!

9月から転塾してきた生徒さん。とても厳しい指導を行う塾から来ました。「英単語を全部覚えるまで家に帰らせない」という話をよく聞きく塾です。そこまで厳しい指導を受けているなら単語力はかなり高いのだろうと思ってキクタンでチェックしてみたら、、、、半分程度しか覚えていませんでした。2年半かけてこの単語力とはかなり驚きです。

現在、残りの半分の英単語を覚えてもらっていますが、10日ほどで終わります。もちろん、追い込むような指導はしていません。無理して覚えようとすればするほど効率が悪くなります。英単語を覚えるのに必要なのは集中力ではなく「反復回数」です。リラックスした状態で、無心になってひたすら作業を繰り返すのみ。

昨年も同じような事例がありました。別の塾からの転塾生ですが、文法を覚えるのは無理と判断されていたらしく、ひたすら英単語のみをやらされてました。必要な英単語の半分しか覚えていなかったので残り半分を5日で覚えてもらいました。確かに文法はできていませんでしたが、長文読解の能力が極めて高く、20分ほど練習しただけでスラスラ読めるようになりました。

学年でも最下位に近い成績だったので、行ける高校がないのではと心配していましたが、英語、数学ともに持ち直して無事に高校進学できました。

ちなみに、数学が劇的に変化したのは「考える習慣」が身に付いたから。受験直前で時間がほとんどありませんでしたが、一次方程式に1カ月かけました。時間がなかったのでほとんど賭けでしたが、諦めようとしたその日に考え方のコツを掴み、以降、数学に対する取り組み方が劇的に変化しました。

数学には「考える習慣」が特効薬だけど、、、

「考える習慣」を身に着けると授業がわかるようになる

今月から通塾している国立大志望の生徒さんから、「最近学校の授業がわかるようになってきた」という言葉をいただきました。

とても嬉しい言葉ですが、塾では小学5年生のテキストをやってもらっているだけです。小学5年生のテキストと言っても中学受験用のテキストなので難易度は高め。例題があまり載っていないテキストなので「自分で考えないと」答えにたどり着けません。

他の生徒さんからも同じような事を言われたことがありますが、その時は半信半疑でした。まだ40ページほど、しかも計算中心なのでそこまですぐに効果が出るとは考えていなかったからです。今回は、本人もかなり嬉しかったようで、状況を詳しく話してくれました。

数学は、「考える習慣」がつくだけで劇的に変化します。苦手だった数学で90点台を取ってくる生徒さんもかなりいます。

「特効薬」だけでは対処できない

「考える習慣」は確かに特効薬となりますが、小、中学生の頃から考える習慣のあった生徒さんとは既にかなりの差がついています。小学算数から中学、高校数学をやり直す必要があるので、最低でも丸1年かかります。数学だけやっている訳にはいかないのでかなりギリギリです。

理系志望だとさらに数Ⅲ、物理、化学をやらなければ行けないため、現役ではどうしても「行けるところ」になってしまいます。国立大学への現役合格を目指すなら、小学生・中学生の頃から計画的に学習を進めていく必要があります。

大学受験を考えているなら、1分1秒でも早く取り組むことをお勧めします。「特効薬」だけでは対処が厳しいのが現実です。

浪人も選択支のひとつ?

埼玉県の中学、高校では部活中心の生活になることが多く、現役で国立大学を目指すことはかなり困難です。これは各高校の進学実績を見れば明らかです。 もちろん現役で合格する人も一定数いますが、彼らはかなり早い段階から受験体制を整えています。

浪人を推奨しているわけではありませんが(当塾では現役合格できるように小中学生からカリキュラムを組んでいます)、高校の範囲をしっかり学んでから受験に臨もうとするとどうしても4年計画になってしまいます。理系の大学に進学する場合、数学への取り組みは全ての学問の基礎になるので、高校数学は(浪人してでも)しっかりと取り組んでほしいと考えています。

ただし、小中学生からの借金がある場合、借金の返済に2年以上かかるので、スタートが遅いと2浪しても間に合わなくなります。できるだけ早く受験勉強体制を整えてください。現役受験時である程度形になっていないと(数学だけでも完成させる)浪人しても間に合いません。

小・中学生の頃から考える習慣を

残念ながら、今の教育システムは成功しているとは言えません。大半の生徒さんは先生の言われた通りのやり方で解くことしかできず、質問の中心は「解法の手順を教えてもらうこと」になってしまいます。自分で考えて解法を組み立てるトレーニングをしていると、質問そのものがほとんどなくなります。

小学校では、教えてもらっていないことを答案に書くと、例え「学問的に正しい」ことでもバツにされたりします。結果的に、「自らの考えで答える」ことを否定する教育がなされています。「考え方が大事」という先生はたくさんいますが、それは「自分で考えることが大事」ということではなく「先生の考え方を覚えなさい」という意図で使われることが多くなっています。

ただ言われた通りのことを言われたとおりやっているだけだと、高校の授業で必ず躓きます。本来なら理系に進むべき生徒さんが、高校1年の数学で躓いて文系選択をしてしまう例がかなりあります。

今の学校教育だけでは不十分なため、各家庭で対処をする必要があります。小学生の頃から「考える習慣」が身に付くと、効率よく学習できるようになるので、結果的に勉強時間は少なくなります。「高校生活を楽しみながら現役合格」も可能となります。

共通テストの読解問題は永田式英語で

大学入学共通テストは英文の読み取り問題のみ

2020年度(2021年1月)から共通テストが始まります。英語は発音、アクセント、文法問題がなくなり、簡単な英文の読み取り問題のみとなりました。

平成30年に試行調査が行われ、その時の問題が公表されています。(リンク先の大学入試センターのサイトからダウンロードできます。)

https://www.dnc.ac.jp/daigakunyugakukibousyagakuryokuhyoka_test/pre-test_h30.html

英語そのものは簡単ですが、かなりの量があるので「直読直解」をマスターしていないと最後まで辿り着けません。大半の受験生は、全部読まずに飛ばし読みしたり、関係あるところだけ読んで解くことになりそうです。

直読直解で速く正確な読解を

きっちり読んで内容を把握しないと正解が得られませんので、他の受験生と差をつけるには「速く正確に読む」必要があります。英文の量はかなり多いですが、永田式英語で直読直解法をマスターしておけば8割程度は読めます。英文そのものは簡単なので、読んだ箇所は確実に正解できるようになります。

さらに速読の練習をしておけば時間内(80分)に最後まで読むことも可能です。

センター試験の場合、文法問題がかなりの割合を占めていたため、直読直解法をマスターしただけでは8~9割の得点は難しかったですが、共通テストなら1週間~2カ月程度対策しただけで8割以上得点できそうです。

これまで文法問題対策に使っていた時間は、リスニング対策に使うことになりそうです。リスニング対策にも「永田式英語の直読直解法」は有効です。

まずは基本単語を覚える

共通テストには難しい英単語はほとんど出てきませんが、時間内に確実に読むためには基本単語を確実に覚えておく必要があります。当塾では英単語の覚え方の研究に力を入れており、英語が苦手な人でも1カ月程度で覚えられるようにしています。

「要点だけつまんで読む」ではダメ

これだけの長さの長文を読む場合、「要点だけ探して読む」という方法はかえって時間がかかります。設問を先に読むのもNGです。

限られたワーキングメモリを最大限に活用するためには、頭の中を真っ新にした状態で余計なことを考えず、本文を最初から(本文の前の説明から)最後まで一気に読み切ります。

こうすることで、英文の内容を確実に把握することができ、設問を解く時も迷わず解くことができます。結果的に、解答時間を大幅に削減することができます。

本文を読むより先に設問に目を通してはいけません。ワーキングメモリに負荷がかかり、読解に支障が出ます。 国語の読解問題を解く時と同じ要領です。

高校入試も長文読解重視

埼玉県や東京都の公立高校も長文読解が多く出題されています。短時間で長い英文を読まなければいけないため、「永田式英語」をやっておくと圧倒的に有利になります。

ただし、記述式の問題で英語で答える箇所があり、8~9割以上の高得点を狙うなら文法を確実に押さえておく必要があります。

公立高校対策の場合、英単語に3~4週間、長文を読む練習に数時間、文法の習得に2~3か月が必要となります。普段の学習で文法・単語が身についているなら数時間のトレーニングをするだけで高得点が狙えます。

英単語がなかなか覚えられないのは理由がある!

前回のまとめ

効率よく確実に英単語を覚えられる英単語の覚え方

  • 頭の中にはメモ帳とノートがある
  • メモ帳は「その日の活動に必要な記憶」→ここに覚えさせても翌日にはすべて忘れる
  • ノートは「人生に必要なことを記録する場所」→ここに記録すると忘れない
  • ノートに記録されてはじめて「単語を覚えた」と言える
  • 単語を覚えなさいと言われると、ほとんどの人がメモ帳に覚えさせて終わり
  • 「メモ帳に覚えさせて忘れる」の繰り返しは非効率
  • メモ帳に覚えさせる条件は「集中力」
  • ノートに記録させる条件は「反復回数」
  • 単語を覚える速度【メモ帳】は1時間あたり20~50個程度。個人差がある。
  • 反復回数に依存する→記憶力に個人差がない(回数をこなせば誰でも覚えられる)
  • 単語を覚える速度【ノート】は1時間あたり10個。
  • 1時間に10個→1日3時間×30日だと900個。短期間で大量の単語を覚えることが可能。
  • 見る、聞く、読む、書くをバランスよく!

今回の記事では、英単語がなかなか覚えられない理由をリストアップしてみました。

1)悩みながら覚えている

負けず嫌いな生徒さん、理系の生徒さんによくあるパターンですが、意味を思い出すまで悩む癖がついている人はなかなか英単語が覚えられません。 英単語を見たときに、すぐに意味が出てくるようにトレーニングします。

英単語を見て悩む癖がついていると、「悩む」回路が強化されてしまいます。単語を繰り返す回数よりも悩む回数の方が多くなるためです。思い出そうと悩んだ挙句、意味が出てきません。長文を読んでいるときにも「これなんだっけ回路」が発動してしまい、長文がまともに読み進められません。

悩んでいると、悩んでいる時間が無駄になり効率が落ちます。脳にも負荷がかかるため、学習意欲も低下します。単語学習を続けるには、できるだけストレスを排除するのが成功率を上げるポイントになります。

数学は悩んで考えたほうが伸びますが、英単語は悩んではいけません。1秒以内に意味が出てくるようにトレーニングしましょう。

2)無理に意味を覚えようとしている

「1秒以内に意味が出てくるようにトレーニングする」と言ったばかりですが、意識的に意味(日本語)を覚えようとしてはいけません。

日本語の言葉を覚えるとき、「言葉は覚えたけど意味は覚えていない」という状態はかなり稀です。基本的には、言葉を覚えたら意味はあとからついてきます。意味を覚えることに集中するのではなく、言葉そのものを覚えることに集中します。

無理に日本語訳を覚えようとすると、 日本語だけ頭に残って肝心の英単語が頭に残らないという状態になります。自覚症状がないので本人は気づかず、「なかなか覚えられない」という感覚だけが残ります。単語帳の場所で覚えてしまう原因にもなります。

英単語を覚える時は意味を覚えようとしないで、英単語の「読み方」「スペル」をしっかりと覚えます。意味は後からついてきます。

3)音声教材を使っていない

英単語を覚えるということは、発音やスペルを覚えるということです。発音を覚えるためには耳からインプットするのが一番お手軽です。単語帳附属のCDを活用し、最低10回以上は聞きましょう。

余裕がある時は単語帳を見ながら聞きますが、食事をしながらとか、他の作業をしながでもかまいません。学習しやすいように、各自の生活スタイルに合わせます。通学・通勤時間を使うのが一番効率的です。

4)単語の音読をしていない

発音を覚えるためには、音声CDを聞くだけでは不十分です。知らない単語は脳がスルーしてしまいます。これを防ぐためにも、発音記号を確認しながら丁寧に音読をするようにします。音読は何度もやる必要はありません。

発音記号が読めないとうまく読めませんので、発音記号は覚えてください。一度に全部覚えようとすると大変なので、まずはアの音(4種類)を区別できるようにします。アの音だけだったらすぐに覚えられます。

人間の脳には、聞こえなかった音を補完する能力があります。コミュニケーションを取るうえで非常に便利なのですが、英語を習得する時には邪魔になります。耳だけに頼ると、間違った発音で覚えていることがよくあります。

音読した後だと、CDを聞いたときにしっかりと音が入るようになります。

5)メモ帳とノートを区別していない

ある単語を覚えたとして、その単語がメモ帳に覚えたものか、ノートに記録されたものかを区別しないと無駄な作業をすることになります。翌日まで覚えていたものは「ノートに記録されたもの」なので覚える必要はないし、「ノートに記録されていないもの」は徹底的にやる必要があります。

単語帳で英単語を覚える場合、単語帳は「ノートに記録されているかどうかのチェック」のみに使います。その日の単語学習の最初に単語帳を使ってチェックし、覚えていない単語を紙やノートにリストアップ(英語-日本語)してそこで暗記作業に入ります。ここでの暗記は、メモ帳に記録する作業になります。

単語帳はチェックのみに使うので、ほぼ新品同様のまま1冊分の英単語を覚えきることができます。手垢がつくこともありません。

リストアップした単語は、日本語を見て英単語が正確に書けるようにトレーニングをします。スペルを正確に覚えることが目的ではなく、「意味を覚えようとしてしまう」ということから意識を逸らす目的もあります。

チェックしてスペルが正確に書けなかった英単語を10回ずつ書くようにします。10回ずつ書いたらもう一度チェックの繰り返し。この時、「頭の中で日本語を繰り返しつつ、英単語をひたすら書く」ということをしないように注意しましょう。苦しいだけで英単語が頭に入りません。

6)単語帳を何周もする

メモ帳とノートの区別をしっかりやっていれば、単語帳を一周するだけで、ほぼ全部の単語を覚えられます。何周もしなければいけないということは、やり方がおかしかったと考えましょう。

実際、指導している生徒さんが「忘れているから復習する」と言って復習を始めることはよくありますが、実際にやってみるとほとんどの英単語を覚えているので皆驚きます。

どうしても復習がしたい場合は、数か月に1回、CDを1周聞く程度で十分です。

単語帳は新品同様のまま覚えきるのが理想です。単語帳を使って単語を覚えることはデメリットが多くあり、できるだけ短期間で終わらせる必要があります。

単語帳を終えたら、長文を読み込むなどして実際に使えるようにします。単語力が上がっているので長文を読むのはかなり楽になっているはずです。この時、知っている単語でも違和感を感じたらすぐに辞書を引くようにしてください。意味が違っていたり、似たような単語を勘違いしている覚えている可能性がかなりあります。

速読英単語なら長文の中で用法を確認できるのでお勧めです。塾では、キクタン(英単語の詰め込み)、EG3000・EG4500(例文暗唱専用の単語帳)、速読英単語(長文の中での実践)の3種類の単語帳を使っています。

↓前回記事

洋書(ペーパーバック)の読解指導【永田式英語】

夏休みの課題の洋書を攻略

去年に続き、今年も某進学校の生徒さんに洋書の読解指導を行いました。

こちらの高校は毎年夏休みに洋書を1冊宿題に出しているようですが、現実問題として、高1の夏休みに洋書1冊の読破はかなり無理があります。

しかしながら、永田式英語なら、短時間のトレーニングで直読直解が可能になるため、生徒さんが自力で読むことができるようになります。

永田式英語は、ネイティブの思考を忠実に再現するため、特に洋書の読解に威力を発揮します。

今回も、ほぼ自力で、電子辞書を引きながら、出てきた英単語は全て覚えつつ、10時間程度で読み終えました。

永田式英語とは

「直読直解」に関しては誤解も多く、「何年も英語の学習を行った熟練者が行う高度な読み方」と思われがちです。

しかし4年前、「20分~十数時間のトレーニングで直読直解への移行が可能である」ということを私(北本向学館塾長)が発見しました。

実際に、今回の生徒さんは20~30分くらいのトレーニングで直読直解法をマスターすることができました。

昨年の2年生の生徒さんも同じくらいの時間で直読直解法を習得しています。

あまりに簡単に習得できるので本人たちには実感がないことも多いです。

多読?精読?

英語を英語のまま読んでいくというと、読解の精度が劣ると考える人たちもいます。

実際、「多読三原則」という言葉があり、「辞書は引かず、わからないところは飛ばし、合わないと思ったら投げる」ということを推奨しているグループがあります。

語学能力(国語能力)の高い人ならこの方法でもうまくいく可能性がありますが、万人向けではありません。(意味のわからない言葉だらけの本は日本語でも読みたくありません!)

多読の対義語として「精読」が使われることがあります。こちらは文法解釈をしながら、丁寧に読み進めていくことになります。

精読よりも精度が高い「速読」が可能

永田式英語によって直読直解法を習得すると、多読と精読の区別をする必要がありません。

なぜなら、文法訳読をするより読解の精度を上げることができ、なおかつ多読にも劣らない高速な読みができるようになるからです。

直読直解法で正確な読みができる理由は下記の永田式英語公式サイトの記事を参考にしてください。

リアルな英語の世界を忠実に理解するためには、英語のまま読む以外に選択肢はありません。

英語が苦手な人でも習得は可能

永田式英語は、英語が苦手で文法力がほとんどゼロの状態の中学生の受験指導をするために開発された手法です。

したがって、今回のような超進学校の生徒だんだけでなく、幅広い学力層の生徒さんでも習得が可能です。

永田式英語の長文読解は、短時間で習得できるため、途中で挫折しにくいのが特徴です。

東京都や埼玉県の長文問題にも対応しています。

洋書選びは慎重に!

永田式英語の直読直解法が洋書に適していると言っても、ネイティブ向けの洋書は児童書であってもかなり難解です。

受験英語に使われる英単語と、ネイティブが日常的に使う英単語にはズレがあるのがその理由です。

今回、高1の生徒さんが読んでいたペーパーバックはこちら。

ガリバー旅行記の原書(著作権切れのため無料で読めます)は難しい表現が多いですが、こちらは英語学習者向けに簡単な英単語のみで書き直されたものなので、初めての洋書に適しています。

昨年の2年生が読んでいたのはこちら。

英語学習者向けではなく、児童書として書かれたものなので難易度は上がります。センター試験レベルの英単語を習得していれば(電子辞書を引きながら)スラスラ読めます。

ハリーポッターもおすすめです。児童書ですが対象年齢が高いため、高校終了以上の英語力が必要になります。ちょっと難しいですが、解説本や訳本を参考にすれば十分読めます。直読直解法で読むとハリーポッターの世界感をリアルに体験できます。

【将棋】二段になりました

北本向学館塾長の永田です。本日二段に昇段しました。昨年夏に初段になって以来、しばらくサボっていたのですが、ここ最近毎日練習した成果が出ました。

北本向学館では毎週日曜日午後2時から「ふれあい将棋教室(日本将棋連盟北本支部)」を開催しています。岩田薫五段(向学館数楽ゼミ館長)他数名の段位者で指導を行っています。

当将棋教室は、駒落での指導対局を行っており、実戦形式で磨かれるのでやる気のあるお子さんはどんどん強くなっていきます。初心者の方もパソコンを使ってルールを覚えるところから無理なく始められます。

指導料は1回1,000円(3時間)です。お得な回数券もあります。月謝制ではないのでお気軽にお越しください。